Pogoplugが新しいFamailyプランを発表しました。Familyプラン自体は以前からありましたが、新しいプランでは100GB~1TBのクラウドストレージが提供されます。このクラウドストレージ、Amazonの低価格クラウドストレージであるAmazon Glacierを使っているとのこと。
Amazon Glacierは一月あたり$0.01/GBという低価格なストレージサービスですが、ダウンロードには3~5時間必要というファイルの保管、バックアップに特化したサービスです。
今回のFamilyプランではよく使うファイルはPogoplug側において置き、すぐには使わないファイルやバックアップをクラウド側においておくという使い方を想定したものですね。
プランは3つ、100GBストレージのFamilyが$29/年、300GBのFamily+が$49/年、1TBのFamily proが$99/年となっています。
気がついたかもしれませんが、従来のFamilyは$19.95/年だったので、実はクラウドストレージの分だけ値上がりしています。しかも従来プランは新規では選択できないようです。
Amazon Glacierは一月あたり$0.01/GBなので100GBを1年使うと$12。同様に300GBでは$36、1TBだと120GBなので個別にAmazon Glacierを契約するよりも割安にはなっています。ただし、Amazon Glacierは従量課金なので10GBだけしか使わなければ年間$1.2で済みます。これに対してFamilyでは10GBだけしか使わなくても$29なので使い方次第では割高になるので注意が必要です。あとはPogoplugからシームレスにバックアップできる機能に価値を見出せるかどうかですね(ちなみに私はかなり便利だと感じています)。
なお、FamilyのほかにTeamプランも同様にストレージサイズによって3つのプランが選べるように変更されています。
ただし、上記はすべて海外での話。日本語サイトでは新プランについては触れられておらず、従来プランのままです。ただ、サイトの右下にある言語設定を英語にすれば新プランが選択可能。Familyを契約している場合でも英語表記ならアカウント画面で新プランが選択可能です。日本から本当に契約できるかは試していませんけど。
(via engadget)