世の中はiPhoneフィーバーだったりKoboストアの迷走ぶりに拍車がかかっていたりするわけですが、我が家にはマイナーチェンジされた無印Kindleがやってきました。これはKindle5ってことになるのかな?
届いたのは$69のSpecial Offers版。なのでスクリーンセイバーが広告になっていたり、ホーム画面で下部に広告が出ます。もちろん読んでいるときには一切でません。日本へは発送してくれないのでスピアネットに転送を依頼。送料込みで$36でした。
この新しいKindle、従来版と比べるとマイナーチェンジされたとはいえ外観上は色が黒くなっただけで寸法的な変更はありません。写真ではわかりにくいのですが縁の艶のある黒い部分はプラスチックの質感そのままで、これまでになく安っぽい雰囲気です。
背面も色が違うだけで滑り止めっぽい加工は同じです。背面下部に印刷されているModel.NoやFCC IDは全く同じなのでハード的な変更は基本的には加えられていないのかもしれません。
ファームフェアのバージョンもKindle4と同じく4.1.0(1615370055)でした。
マイナーチェンジにより、ページ送りが15%高速化されフォントも新しくなったとのことですが、正直フォントの違いは私にはまったくわかりませんでした。ただ、画面については従来型よりも画面が白くなりフォントの表示もくっきりとしています(画面の違いはこの写真だとわかりにくいのですが、下の動画だとわかるかと)。
そんなわけでページ送りの高速化検証のために従来のKindle(Kindle4)と比較してみました。
まず、Amazon形式(.azw)の電子書籍(使ったのは”A Christmas Carol”)で比較です。わずかにページ送りが早くなっている気がします。もともと高速だったのでその差はほんとに僅かですが。従来が1秒だったとして15%高速化しても1.15秒だしね。
続いて自炊したPDFファイルでの比較。こちらはまったく差を感じませんでした。
そんな感じで新しくなったKindleですが、従来の無印Kindleを持っている人は購入する意味はないですね、あたりまえだけど。
10月後半にはKindle Parperwhiteも届くので(奥さんのだけど)無印Kindleとの比較検証はできるかと思います。ただKindle touchを持ってないので従来機種との比較ができないんですよね。今のうちに手に入れておこうかなぁ?
ちなみに、今回のkindleはパッケージも黒でした。