日本での知名度はイマイチながら、米国、欧州では存在感を出しまくってるBarns&Nobleですが(なんといっても米国最大の書店チェーンだし、オンラインストアの書籍数もAmazonなどを抑えてトップのようです)、AmazonのKindle Fire HDを指を加えて見てるわけがなく、当然のように対抗機種となるNook HD、Nook HD+を発表しました。
まずNook HDですが、7インチのタブレット。従来のNook Color、Nook Tabletの後継となる機種ですね。デザインはNook touchのを引き伸ばしたような感じで背面のデザインもNook touchに似ています。これまでNookにはカラーバリエーションはありませんでしたが、今回のNook HDには写真のSnowといつものNookっぽいsmokeの2つのカラーが用意されています。発売は11月1日。
いつものようにNookのサイトでKindleとの仕様比較が行われていますが、主なものを抜き出してみました。
仕様 | Nook HD | Kindle Fire HD |
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ディスプレイ | 7インチ | 7インチ |
解像度 | 1440 x 900(243ppi) | 1280 x 800(216ppi) |
サイズ | 194.4×127.1×11.0mm | 193 x 137 x 10.2mm |
重さ | 315g | 395g |
プロセッサ | 1.3 GHz Dual-Core OMAP 4470 | 1.2 GHz Dual-Core OMAP 4460 |
ストレージ | 8GB/16GB | 16GB/32GB |
microSD | あり | なし |
3G/4Gサポート | なし | あり |
価格 | $199/$229 | $199/$249 |
続いて9インチのNook HD+。こちらのデザインは従来のNook Tabletを踏襲しています。カラーは1つだけ。11月1日発売。
Nook HD+もKindleやiPadとの仕様比較が行われているので主なものを抜き出してみました。
Nook HD+ | KIndle Fire HD 8.9″ | |
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ディスプレイ | 9インチ | 8.9インチ |
解像度 | 1920 x 1280(256ppi) | 1920 x 1280(254ppi) |
サイズ | 240.3 x 162.8 x 11.4mm | 240 x 165.1x 8.9mm |
重さ | 515g | 567g |
プロセッサ | 1.5 GHz Dual-Core OMAP 4470 | 1.5 GHz Dual-Core OMAP 4470 |
ストレージ | 16GB/32GB | 16GB/32GB/64GB |
microSD | あり | なし |
3G/4Gサポート | なし | あり |
価格 | $269/$299 | WiFiモデル:(16GB)$299/(32GB)$369 4Gモデル:(32GB)$499/(64GB)$599 |
日本から購入するには代行業者を使わざるを得ないのでKindleほど簡単ではありませんが、人とは違うものを持ちたいという人にはいいかもしれません。個人的には7インチNook HDの解像度の高さが気になります。っていうかちょっと欲しいかも。
(source Barns & Noble)