softbankの冬春モデルの発表会が行われましたが、まぁ、相変わらず似たり寄ったりな端末ばかりで面白みのかけらもないですね。motorolaのRAZR Mは少し気になりますが、これも海外ですでに発表済みの端末なのでインパクトはありませんでした(おサイフ対応しているので完全に海外仕様と同じではないみたいだけど)。
そんな発表会のなかで一番気になったのがスマテレ。TUTAYAのネットレンタルなどが利用できるスティックタイプの端末です。
OSについて言及はありませんでしたが、たぶんAndroidですね。HDMIポートに挿して使う最近よくあるタイプです。
TUTAYAのネット配信(TUTAYA TV)は既にサービス開始しており、このスティックに頼らずとも視聴することができます。ただし端末が限られているし、TVで見るには使っているTVやレコーダがネット対応している必要があります。スティックタイプのこの端末ならWiFiさえ使えればリビングのTVだろうと自室のディスプレイだと使えるはずなのでそこには魅力を感じました。また、2012/3/31までにSmartTVを申し込むと、1年間毎月TUTAYAポイントが400ポイントもらえるキャンペーンが行われるとのことです。
ただし!スマテレを利用するには月額490円の契約が必要。3G回線もないくせに情報料としての契約が必要です。そして、スマテレはスマートフォンにリモコンアプリをインストールして使うのですが、そのアプリをダウンロードするにはS!ベーシックパックへの加入が必要とのこと。つまりSoftbankのスマートフォンがないと利用できません。最も意味がわからないのが、2年契約の縛りがあること。別にsoftbankの帯域を消費しているわけでもないし、有料コンテンツが特別安くなっているわけでもないのに……。
発表会では490円という金額をアピールしていたように思いますが、これはTUTAYAとの契約料ではなくスマテレ自体の月額料だったのですね。TUTAYA TV自体は旧作1本100円からレンタル可能だし、1年間は毎月400ポイントもらえるので旧作4本を490円で見れると言えなくもないです(新作だったら1本だけど)。
自宅のテレビやレコーダがTUTAYA TVに対応していればわざわざsoftbankと契約してまで使う必要のない端末ですが、上で書いた通りHDMIポートのあるテレビやディスプレイがあれば場所を問わずに使えるのは魅力です。また、もちろんTUTAYA以外のサービス、例えば本日一緒に発表されたUULAにも対応しているのでそれなりの利用価値はあるかもしれません。
まぁ、個人的にはスマテレを使うためだけにsoftbankと契約したくはないので、契約なしで使える方法が判明したら手に入れたいと思います。
(source softbank)