ここでも何度か書いていますが、私のメイン回線はb-mobileのイオン限定通話付きSIMです。人から「どこの携帯使ってるの?」と聞かれたときにb-mobileとか日本通信とか言っても「え?」という顔をされるので最近は「……ドコモかな」と答えるようにしています。こないだはsoftbankのショップで店員さんに同じ質問をされたので素直に答えたら、やっぱり「え?」っと聞き返されましたよ。仕事なんだからもう少し勉強しとこうよ。
そんな意外と知名度の低いb-mobileのSIMですが、これまで100Kbpsだったイオン限定のプランAが10月から150Kbpsに増速したこともありかなり使えるようになりました。快適、とは言い難いですがSMSやGmail、Twitter、Foursquareあたりは無難にこなせます。WEBブラウズはサイトによっては厳しいこともありますが、圧縮プロキシを通していることもあって概ね大丈夫。仮に重くてどうにもならない時でも100MB/500円のTurbo Chargeを使えばサクサクと見ることができます。このTurbo Charge、2GB定額プランなどの追加の場合と違って有効期限は180日あります。普段3Gで動画などを見ないのであればかなり使えます。
そんなイオン限定通話SIM、今の月額は2,270円(音声通話プランS:1,290円、データ通信プランA:980円)なのですが、これに加えてemobileのデータ通信3,880円も契約しています。これらを同じbmobileのスマホ電話SIM 2GB定額プランに切り替えれば月額4,280円(音声プランS:1.290円、データ通信2GB定額:2,990円)で済みます。
イオン限定通話付きSIM | スマホ電話SIM | |
---|---|---|
音声プランS | 1,290円 | 1,290円 |
データプラン | 980円(プランA) | 2,990円(2GB定額) |
emobile | 3,880円 | – |
トータル | 6,150円 | 4,280円 |
私の毎月の通信料はemobile分を合わせても1.5GBは超えないので、スマホ電話SIMでテザリングを行えば、emobileが不要になり、月額をかなり抑えられそうです。これは乗り換えるしかないだろうと思ったのですが、そこに思わぬ障害が立ちはだかっていました。
イオンSIMはbmobile(日本通信)のサービスではあるのですが、約定が違うなど通常のbmobile系とは別サービスになっているためにスマホ電話SIMにプラン変更ができないのです。なんてこったい。もちろん、イオンSIMを解約しスマホ電話SIMにあらためて申し込めば何の問題もないのですが、今の電話番号を気に入っており番号を変えたくはありません。
ではどうするか。考え付く方法としては一旦他社(docomo、softbank、au)にMNPで転出し、再度スマホ電話SIMにMNPで転入するという方法。わかりやすい方法ではありますが、あまりに面倒です。そこでbmobileのTwitter公式アカウントにこの方法しかないのかを確認してみました。
@dreamseed ありがとうございます。同じ番号をキープしたままですと、現在は他社に出て、戻ってくる方法になってしまいます、、大変ご面倒をおかけいたしますがご了承いただきますようお願いします。改善すべく検討しています。
— 日本通信b-mobile公式さん (@bmobile_jci) 10月 18, 2012
うむ。この答えの後、そんなこと言って実はイオンSIMからMNPで直接スマホ電話SIMに転入できるんじゃ?と思ったのですが、同じように考える人はいるもので、すでに質問・回答がされていました。結果、やっぱりダメ。
いくら別サービスとはいえ同じ会社なのに!と思ったのですが、どうも日本通信内でもプランを乱発しすぎて収拾がつかなくなっているのではないかという気もしてきます。というのは、bmobileのtalking系SIMからスマホ電話SIMにプラン変更はできるものの、その逆はできないという記述をFAQ内で見つけたから。実はスマホ電話SIMに一本化したがってるおり、その対応のためにイオンSIMまで手が回っていないとか……。
こうなると本当にいったん他社にMNPしないといけないのですが、これがなかなか面倒なのですよね。MNP後、すぐに再MNPすることになるので後ろめたい気持ちもあります。せめて日本通信から口添えとかあればいいのですが今のところそれも期待できなさそうですし。
この問題、もうしばらく悩むことになりそうです。