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Samsung、Qualcommらが参加するA4WPが新たな無線充電規格のガイドラインを発表

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a4wp

ワイヤレス給電というと真っ先に「Qi」規格が思い出されるというか、ワイヤレス給電=Qiだというぐらいに普及している気がしているのですが、どうやら新たな規格が加わるようです。

Qiを規格化したのはWorld Power Consortium(WPC)という団体で既に加盟社は100社を超えているそうですが、このほどAliance for Wireless Power(A4WP)が新たな規格のガイドラインを発表しています。

まだガイドラインの段階で「こんなものを作りたい、作ります」というレベルのようですが、内容的には、

  • 要求電力の異なるデバイスへの複数同時給電
  • どのような表面材質でも利用可能
  • 既存の無線技術(Bluetooth4.0など)を利用することでハードウェアの必要要件を最小限にとどめる

というようなことをアピールしています。実際に規格化され製品化されるのは来年以降となります。

A4WPは今年の5月に立ち上がった団体ですが、主要メンバーにはSamsungやQualcommの他にSK Telecom
、SAMJIN、Elec & Eltecなどが名を連ねています。韓国、台湾勢が中心のようですね。

一方のWorld Power Consortiumのほうはオリンパスやサンヨーなど日本企業が多く参加している他、Nokia、HTC、LGなどのスマートフォンメーカが多数参加しています。そしてSamsungはこちらにも参加していたりします。

色々な団体が登場するのは構わないのですが、お互いに足の引っ張り合いをして結局普及が進まない……という自体にだけはならないようにしてもらいたいですね。

(via engadget)
(source Aliance for Wireless Power)

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