ひょっとしたら存在自体が忘れ去られている可能性もあるiOSの電子書籍ストア、iBooks。日本からも利用できるものの日本語書籍はなく、iOSでの電子書籍はアプリ形式が一般的になってしまっていますね。
そんなAppleの電子書籍ですが、出版大手と大筋合意したというニュースが日経に載っていました。それによると、「講談社や小学館、角川グループホールディングスなど出版大手から書籍の提供を受けることで大筋合意した」とのことです。
GoogleやAmazonが先行したことで契約モデルが出来上がり、今回の合意に至ったようです。
これでまたひとつ互換のない電子書籍ストアが出来上がるわけですが、そろそろなんとかならないもんですかね?AmazonならiOSでもAndroidでもPCでもMacでも読めるけど、iBooksだとAndroidでは読めないし、楽天は論外だしSonyのReader Storeも基本自社端末専用(Android端末に対応してました)ですよね。企業の利益だけでなく、利用者の利便性を考慮したサービスづくりをしないと市場も広がらないと思うけど……。まぁ、出版社側は市場を広げたくないのかもしれないけども。
(source 日経新聞)