(写真はMeeGo搭載のN9)
年末に「docomoからTizen搭載端末が発売される」というニュースがありましたが、そのニュースではSamsung製のデバイスをdocomoが発売するという内容でした。
そして、BloombergBusinessweekのメールインタビューに答える形で、詳細は明らかにされなかったものの、SamsungがTizenベースの端末を開発していくことを正式に発表しました。
とはいえ、「今年出す」という以前からわかっていた事以外明らかになったことはひとつもなく、その事実だけを再確認したような形なのですけどね。
SamsungはGalaxyシリーズでAndroid市場でもかなり強い影響力を発揮していますが、GoogleがMotorolaと組んだことで自社の影響力が低下することを懸念しているのだそうです。また、Android(Google)が一人勝ちしている現状にも危惧しており、対抗馬としてのWindows Phoneに注力するという選択肢もありますが、こちらの場合でも結局のところGoogleがMicrosoftに変わるだけで一企業の影響力から逃れることができず、それならオープンソースでそもそもSamsungも一枚噛んでいたTizenに……という流れのようです。
詳細が出てくるのはまだまだ先のことかもしれませんが、昨日のUbuntu for phonesの発表ほどにワクワクしないのはなぜだろう?
(via techcrunch)
(source BloombergBusinessweek)