発売直後から長らく在庫切れだったNexus 10の在庫が復活し、Google Playでは1〜2週間で発送となっています。日本での発売が決まったKindle Fire GD 8.9や3月10日あたりに発売されるのではと噂されているXperia Tablet Zなど7インチオーバのAndroidタブレットが賑やかになってきました。
そこで、個人的に気になるこの3台のスペックを簡単に比較してみました。10インチクラスのタブレットはここに上げた以外にもASUSのMeMo Padなど色々とあるのですが、値段の割にスペックが微妙だったりするのでざっくりと割愛しています。
仕様 | Xperia Tablet Z | Nexus 10 | Kindle Fire HD 8.9 |
---|---|---|---|
Android | 4.1 | 4.2 | 4.0 |
Chipset | Qualcomm Snapdragon S4 Pro | Exynos 5 Dual | TI OMAP 4470 |
CPU | APQ8064 Quad-core 1.5GHz | Cortex-A15 Dual-Core 1.7GHz | Cortex-A9 Dual-core 1.5 GHz |
GPU | Adreno 320 | Mali-T604 | PowerVR SGX544 |
RAM | 2GB | 2GB | 1GB |
ストレージ | 16/32GB | 16/32GB | 16/32GB |
カードスロット | microSDXCカード(SDXC対応) | – | – |
ディスプレイ | 10.1インチ SLCD(?) | 10.1インチ IPS(Super PLS) | 8.9インチ IPS |
解像度 | 1920 x 1200 (224ppi) | 2560 x 1600 (299ppi) | 1920 x 1200 (254ppi) |
幅 | 266 mm | 263.9 mm | 240 mm |
高さ | 172 mm | 177.6 mm | 164 mm |
厚み | 6.9 mm | 8.9 mm | 8.8 mm |
重さ | 495g | 603g | 567g |
バッテリ | 6,000mAh | 9,000mAh | 6,000mAh |
通信 | IEEE 802.11 a/b/g/n, Bluetooth 4.0 | IEEE 802.11 b/g/n, Bluetooth 3.0 | IEEE 802.11 a/b/g/n, Bluetooth 3.0 |
NFC | ○ | ○ | – |
GPS | ○ | ○ | – |
デジタルコンパス | ○ | ○ | – |
照度 | ○ | ○ | ○ |
加速度 | ○ | ○ | ○ |
ジャイロ | ○ | ○ | ○ |
防水 | IPX5/7 | – | – |
3G/LTE | ○ | – | ○(海外版のみ) |
価格 | WiFi版:60,000円前後 | 16GB:36,800円 32GB:44,800円 |
16GB:24,800円 32GB:29,800円 |
単純にスペックだけを比較すると、やっぱり最新機種となるXperia Tablet Zが群を抜いています。ただし、その分値段も高めです(4月13日発売のWiFi版は6万円前後ですが、docomo版は月々サポートなどで実質2万円程度になるようです)。
価格が問題にならないならXperia Tablet Zを選んでおけば間違いない気がしますが、Nexus 10も気になります。なんといってもNexusだという点が大きい。5月にもAndroidの次期バージョン Key Lime Pieが出ると予想されていますが、NexusシリーズであるNexus 10には早々にアップデートが来るはずです。他の端末が半年〜1年遅れで採用する最新OSをいち早く使えるというのは新しいもの好きにはたまりません。
電子書籍をメインで利用するとか、価格は安いほどいいという場合にはKindle Fire HD 8.9も良い選択肢となります。一手間かかりますがAndroidタブレットとしても利用可能。ただ、これまでAndroidに馴染みがないのであればAndroidタブレット化はハードルが高いと思うので+1万円してNexus 10を購入することをお勧めします。GPSなどもついてるので外に持ちだしても遊べるしね。
う〜ん、使ってみたいのはXperia Tablet Zだけど、自分で買うならNexus 10かなぁ。