Googleがバッテリの残量に基づいたOLED(有機EL)ディスプレイの制御に関する特許を取得しています。
バッテリの残量に基づいて輝度を落としたりWiFiをオフにしたりといった省電力モードは、既に多くのスマートフォンで実装されていますが、今回の特許の内容はもう一歩踏み込んだ制御となっています。
まず第1段階としては、Blurやアニメーション効果を無効にします。続く第2段階では、第1段階に加えてディスプレイの解像度を下げてしまいます(1080pを720pに落としたりQVGAに落としたりという意味)。そして第3段階では、第2段階に加えて表示される色が黒と赤のみにします。この色はOLEDにとっても最も効率のいい(消費電力の少ない)色なんだそうです。
さすがに第3段階まで設定する意味があるのかという気になりますが、バッテリが残り1%だけど電話を待っていなければいけない、というようなシーンでは必要なことかもしれません。
ディスプレイの解像度を下げるというのは面白いですね。バッテリ残量によらず手動でも設定でき、動画を見るときは1080p、それ以外は720pというようなことも可能になるのかも。
噂のNexus 5やMotorola X Phoneで実装されるのでしょうか?
(via Droid Life)
(source Google)