現在のLTEは下り速度が75Mbps程度(理論上の上限は326Mbps)となっており、フルで使えればなかなかに高速なのですが、それでも映画のストリーミングなどではやっぱり遅いと感じることもあります。そんな中、Samsungが第5世代(5G)ネットワークのコア技術を開発したと発表しました。
5Gネットワークは4Gよりも高速で、映画を1秒未満でダウンロード可能とのことです。
理論上は何十Gbpsという速度でアップロード・ダウンロードができるようですが、とりあえずは1Gbpsでの通信に成功したようです。Samsungは2020年までにサービスを開始したい考えです。
それにしても、3G以降は規格の呼称がよくわからなくなってきました。現在4Gと呼ばれているLTEは、もともとは3.9Gと呼ばれ4G登場までの繋ぎと言われていましたが、それがいつのまにか4Gと読んでも良いことになり、本来の意味での4GとされるLTE-Advancedはまだサービスインもしていない状況。そして今度の5Gですか。きっと2020年までに4.5Gとか4.9Gとかが登場するのでしょうね……。いっそiPadのように「新しい3G」と呼称してみるとか。もっとわかり難いか……。
(source YonhapNews)