今日はどこを見てもこの話題ばかりだと思いますが、WWDCの基調講演でiOS7が発表されました。ただし提供は秋ということで、使用するのはもうしばらく待つ必要があります。なお対応端末はiPhone 4以降、iPad 2以降、iPad mini、第5世代iPod touchとなっています。
デザインは以前から噂になっていたとおり、フラット化していますね。
設定画面などもフラット化しています。設定画面ではAndroidのようなトグルスイッチが採用されています。タスク管理もAndroidのような操作です。
Messangerもフラット化。特徴的だった3Dの吹き出しも見やすくシンプルになっています。
機能追加も行われているものの、デザインを変えただけで特に目新しさはない、というのが正直な感想です。マルチタスクやNotification CenterなどAndroidでは標準的に実装されており、むしろいままでなかったのが不思議なくらい。
Appleが初期に抱いていたコンセプトを捨て、世間に迎合しつつあるなぁという印象を強く受けました。それをやりだすとiPhoneを選択する理由が薄くなっていき、結果として首を絞めかねないと思うのだけど。でもApple StoreやiTunesというエコシステムがある限りは大丈夫なのかな?
そういう意味ではOS間の機能差、特徴というのは今後ますますなくなってフラット化され、周辺のエコシステムで端末を選択する時代になるんでしょう。せっかくならエコシステムにも互換を持たせて欲しいけど。
(via Apple)