Nokiaが7月11日にニューヨークでプレスイベントを開催するようです。メディア各社に招待状の送付が始まったとのことですが、そこに書かれているのは「ZOOM REINVENTED(ズームの再発明)」。
これは間違いなくNokia EOSの発表でしょう。
Nokia EOSはSymbian搭載の最後の端末となった808 PureviewのWindows Phone版と言われている端末です。808 Pureviewと同じく41MP、4100万画素のカメラを搭載していると予想されています。ただし、4100万画素の写真が撮れるわけではなく、それを800万画素の画像として出力します。4100万画素を800万画素に圧縮するイメージ(もちろんただの圧縮ではないのですが)です。この画素数の余裕があるため、静止画で3倍のズームを行っても通常のデジタルズームのように画像が劣化することがありません(ロスレスズーム)。
例えば通常の800万画素のカメラで2倍のデジタルズームをする場合、画素数は1/2の400万画素相当になってしまいます。しかしPureviewの場合はもともと4100万画素を800万画素にしているため、デジタルズームをしても800万画素として出力可能です(ざっくりいうと4100万画素が2050万画素に劣化しますが、そこから800万画素にすればいいので最終的に劣化はしてない写真になる。3倍ズームでも1025万画素から800万画素にするのでこれも劣化がない)。
Lumia 920やLumia 925のカメラもPureviewと表現されますが、808 Pureviewのカメラとは別物です。レンズの構造とかソフト的なものをひっくるめてPureviewとしているんだと思いますが、ちょっとわかりづらいですね。
(source CNET)