色々と噂が出ているSamsungのフラッグシップPhablet、Galaxy Note 3ですが、発表前にもかかわらず、中国ではすでにコピー端末が発売されています。最近はコピーではなく「Alternative(代わり、代替品)」というのですね。
そんなGalaxy Note 3のAlternativeな端末がOrient N3。5.8インチ 1280 x 720のIPS液晶に1.2GHzクアッドコアなMTK6589を搭載。RAMは1GB、ストレージ4GB+microSD。この手の中国端末としては標準装備のDual SIM仕様です。特徴としては、本家Galaxy NoteのS-Penのようなスタイラスを内蔵していること。もちろん、デジタイザではなくただのスタイラスです。
スペックだけみるととても代替えにはならんだろうという気がしますが、そこはツッコんではいけないポイントなのかもしれません。ただし、価格が$229.68というのはちょっと魅力的。スペックはそこそこでいいので大画面のPhabletが欲しいという人には合っているかもしれません。
このN3、微妙なバリエーションがあって、ストレージが16GBになったN3 16GBは$239.68、CPUが1.5GHzクアッドコアになったかわりにディスプレイがなぜか5.7インチになったN3 Plusも$239.68です。
この手の端末って意外に需要がある気がするんだけど日本では出て来ませんね。国内で発売される端末はワンセグ、おサイフ、赤外線を外すことができない3種の神器ですと言わんばかりで、これでもかというぐらいハイスペック・高価格で出してきます。もっと割り切った、それこそ定価で1万〜2万のエントリークラスを出してもいいと思うんだけどなぁ。