世界最薄の座からは早々に陥落してしまった厚さ6.18mmのHuawei Ascend P6ですが、Google Editionを提供するという噂が出て来ました。
Huaweiの端末製造部門の責任者、Kevin Ho氏がPocket-lintのインタビューに対し、「Google Editionの提供を考えている」と発言しています。
“We are working with Google to analyse the possibility of bringing out a Huawei Ascend P6 with Google Edition,”
ただ、Huawei社の会長、Richard Yu氏はP6の発表イベントにおいて、Ascend P6の搭載するEmotion UIを「(素の)Androidから数百におよぶ改善を施した」と言っており、素のAndroidよりも優れていることをアピールしています。
Emotion UIがどんなに優れていても、カスタムROMを焼いたり、常に最新のAndroidを使用できる「Nexus Experience」を希望するユーザは一定数存在するので、Google Editionを提供するメリットはそれなりにあるとは思います。ただ、Google Editionでの端末アップデートはGoogleではなく各メーカーが提供するということなのでメーカー側にとっては負担が増えるのは間違いありません。現状は、この負担と需要とのバランスを見極めているというところなのかもしれませんね。
現在、Google EditonはGalaxy S4、HTC Oneが発売済みでXperia Zも7月にGoogle Editionが発売されると噂されています。最近ではOPPOもFind 5のGoogle Editionを検討しているのではないかという動きがありました。もう、各メーカーは新機種を出すときに、セットでGoogle Editionを選べるようにしちゃうのがいいんじゃないかな。
(source Pocket-lint)