Samsungとintelが主導していたTizenプロジェクトが暗礁に乗り上げているようです。
ロシアのIT系サイトMobile-Review.comの編集長も務めるジャーナリストEldar Murtazin氏がTizenプロジェクトは瀕死の状態だと投稿しています。
Tizen is almost dead. It isn't delay. That's cancel of the whole project. I doubt that samsung will launch more than one device for 2014
— Eldar Murtazin (@eldarmurtazin) July 3, 2013
「遅延ではなく、プロジェクトごとキャンセルされる」とも言っており、事実上開発がストップしている模様です。Samsungは今年中にTizenを搭載した端末をリリースすると言っていましたが、Murtazin氏はこれも疑問視しています。
先月にはintelがTizenの上に被せるカスタムUI「Obsidian」を発表したりして、いよいよTizen端末のリリースも近いのか?っと思わせていただけにこのニュースはちょっと衝撃です。一体何があったのでしょうか?
またちょうど今日、ケータイWatchにTizenはLineとの連携を強化したいというドコモの加藤社長のインタビューが掲載されていました。Tizenプロジェクトのキャンセルが事実なら、この話もなかったことになるのでしょうね。
Tizenの開発はSamsungやIntelが主導しているとはいえオープンソースな部分もあり、Tizenプロジェクトがなくなったからと言ってそく消えてしまうものではなさそうです。しかし、中心ベンダーが抜けてしまうと開発の継続は色々な面で厳しくなるでしょう。
今後の成り行きに注目です。
(source twitter)