低価格3Dプリンタの草分け的存在なMarkerBotが3月に発表していた家庭用3Dスキャナ「MakerBot Digitizer Desktop 3D Scanner」が正式にリリースされました、価格は$1,400(約138,000円)。
読み取れるサイズは20.3cm四方まで。読み取りには12分ほどかかるとのことです。スキャンしたデータは一般的な3Dモデルでは一般的なSTL形式で出力されるので、例えばこれで読み取ったデータをDMMの3Dプリントサービスで出力するということも可能です。
3Dプリンタは安くなってきたと言ってもまだ16万円程度はしますし、忘れられがちですが出力するには材料(フィラメント)費がランニングコストとして掛かってきます(これが結構高額です。ちゃんと確認していませんが、ちょっとしたものを出力するに簡単に2〜3,000円かかるイメージです)。なにより出力する3Dデータを用意しないと何も始まりません。
なので、もし既成のものを複製したい(フィギュアとか、小さなパーツとか)という用途がメインであれば、3Dプリンタではなく、3Dスキャナを購入して出力は業者に任せるという方法もありではないでしょうか。
(source MakerBot)