AMN主催のブロガーサミットに参加してきました。
この10年でブログがどう変わったのか、個人ブログとメディアブログの違い、これからブログサービス(プラットフォーム)がどう変わっていくのかなど興味深い話が聞けました。
特に考えさせられたのが、「ブログでお金を稼ぐといってもブログそのもの(文章という意味)で稼げる人はごく少数。ほとんどの人は附随する広告収入であったり、そこから派生する本業で稼いでいる」という話。
この件についてはpublickeyの新野さんが、「PVを増やす方向ではなく、専門的に特化している」と仰っていたのが印象的でした。専門性があるためにPVは少なくても(といっても40万PVということですが)数十万円の広告を出校してもらえているとのこと(ちゃんと金額も仰っていたのですが、書いていいかわからないので伏せておきます)。
その場で書いたメモの中で何かしら感じたものを箇条書きにすると下記のような感じです。
- ブログの発展にはパーマリンクの発明が大きかった。
- ネットで情報を発信すると何でもかんでもステマと言われてしまう。
- Adsenseの登場で下ネタ系で面白いサイトは全滅してしまった。
- ブログを中心にしてコミュニティーを作ることで売り上げに繋げる。
- 誠実さは最大の武器。
- ビデオブログもやっていることは普通のブログと変わらない。
- ブログを始めるハードルは限りなく低くなっている。続けるための仕組みが必要。
- 情報発信とかしこまらず、とりあえず書き始めてみることも必要。
- ログを蓄積していくことで、自分でも気付かなかったことが見えてくる。
NAVERなどにもまとめられはじめていますが、twitterでも「#ブロガーサミット」のハッシュタグで大まかな様子は感じられるのではないかと思います。
しかし、この手のイベントではいつも感じることですが、プロよりの人よりも、もっと一般人的な立ち位置で成功している人の話を聞いてみたいなぁというのが本音です。登壇者を見つけるのが難しいのかもしれませんが……。
以下はおまけです。
会場はこんな感じで広かったです。参加登録は1000名超だったとか。
登壇者の中でも津田さん、いしたにさんは話し慣れた感じでとても聞き取りやすかったです。あとは司会の徳力さんも。やっぱり場数に比例するのかな?
ドルチェ、バリスタ計3台がネスカフェから提供され、それを使ってコーヒーの無料提供も。しかもマシンは懇親会で抽選プレゼントになっていました。