先日のIFA2013で発表されたXperia Z1。日本での発売も決定しており、明日9月14日から銀座ソニービルでタッチ&トライが開催されますが、それに先立って本日開催されたブロガー向けタッチ&トライに参加してきました。
まず最初の15分でXperia Z1の製品プレゼンが行われました。
Xperia Z1は「Power Of Sony」ということで、Sony各部門(カメラ、テレビ(ディスプレイ)、メディアサービス、エンターテイメントなど)の力を集結して作った製品であることがアピールされていました。
なおXperia Z1という製品名は、Xperiaのフラッグシップを表す「Z」にZ1で実現した様々な1stを表しているとのことです。なので、これの後継機が出来てもXperia Z2にはならないんじゃないかな?
1番の売りはやっぱりカメラ機能。スマートフォンとして初めてコンデジ並のカメラ性能を備えたと誇っていました。なお、搭載されているGレンズ、1/2.3型のExmorRS for MobileはZ1用に新規設計されたとのことです。
で、写真撮影時のお勧めは「プレミアムオート」とのこと。ようするにカメラまかせの設定ですが、このとき、設定は8MPに固定されるとのこと(Z1は20.7MPのカメラを搭載)。理由として8MPあればA4印刷に十分耐えられる、5インチディスプレイで見るときも8MPあれば十分だからのことでしたが、であれば、最初から1/2.3型で8MP程度のセンサーにしたほうが画質的にも良かったのではないかと思います。やっぱり数字的なスペックが高く無いと売れないんですかね。
プレゼンの最後には「桃と梨で、ももとなし(おもてなし)。りんごはありません(キリッ」という落ちも。
プレゼンの後はタッチアンドトライ。かなりの台数が置いてあったので、ゆっくりと触ることができました。とりあえずNexus 4と比較。
サイズ的にはXperia Zよりも大きくなっているのですが、私としてはZとりもZ1のほうが持ちやすく感じました。デザインはほとんど一緒のはずですが、Zのときに感じた角があたって痛いという感じはありません。微妙に厚みが増したりしているのも関係があるかもしれませんね。
ディスプレイの品質が悪いかもという情報があったので、注意して見ていたのですが、特に気になるようなことはありませんでした。
視野角も広く、発色も非常に綺麗だと思います。
Androidのバージョンは4.2.2。
なお、展示されていたのはモデル番号C6903のグローバルモデル。
ちなみに技適は表示出来ませんでした。WiFi使ってたけど……きっとSonyビルの中だけだし、電波が漏れないような対策がなされているのでしょう:)
最近話題のDSC-QX10、QX100も触れる状態で展示されていました。
カメラに固定するクリップが普段は邪魔かなぁと思っていたのですが、使わない時はこんな感じで収納できるのですね。
使うときは足を広げます。ここはスプリングでパチっという感じで開きますが、うっかりすると壊しそうでちょっと怖い。
分離も可能。Xperia Z、Z1には装着用の専用カバーが用意されるので、それを使うときはアタッチメントを外します。
カメラ自体はXperiaじゃなくても使用可能です。専用アプリが必要ですが、アプリが入っていなければNFCでペアリングした際にGoogle Playが開きます。そんなわけで、Nexus 7(2013)と接続してみました。なお、Nexus 7は問題ありませんでしたが、Nexus 4ではなぜか接続できませんでした(NFCでペアリングは出来たけどその後、画像は表示できなかった)。たまたまかもしれないので、明日以降、ソニービルに行く人は是非試してみて下さい。
WiFiが飛び交っている状況だったからかもしれませんが、スマートフォン側で表示される画像は若干カクついたりすることもありました。ただ概ねリアルタイムでスムーズに表示されていました。
撮れた画像はこんな感じ。
SmartWatch2もありました。なかなか高級感があって良さそうです。
そんな感じであっという間の1時間30分でしたが、いいですわ、Xperia Z1。ちょっと大きすぎるかなと思っていて、確かに大きくはあるんだけど持ちにくいってこともないし。これはたぶん買っちゃいます。
タッチアンドトライは明日からソニービルで開催されるので興味がある人はぜひ触ってみてください。グローバルモデルなので、普段、アプリがインストールされまくっている国内端末しか触っていないという人にもお勧めです。クリーンな状態であればサクサクですよ。