Nexus 4上で動作しているAndorid 4.4 Kitkatのスクリーンショットとされる物がリークしています。この画像、9to5GoogleとAndroid Policeに同じ人から送付されたようです。9to5Googleのほうでは匿名のリーク情報として掲載していますが、Android Policeでは、おそらく偽物だろうと結論しています。
偽物と判断しているポイントですが、まずホーム画面。壁紙自体はJelly Beanに含まれている標準のものですが問題はアプリのアイコン。Chromeや電話、Google Musicのアイコンがフラットデザインに変更されているようですが、Messageのアイコンのみなんだか不自然です。陰影の付け方や、白いラインのバランスなど、とても「デザインされた」とは言いがたいものがあります。
また上部のバッテリやアンテナピクトなどがグレーではなく明らかに赤いです。
電話やメッセージの画面でもステータスバーの色が変わっており、その背景色に寄ってバッテリアイコンの一部が透過されたような色になっているのですが、ホーム画面で充電中のバッテリアイコンやアンテナピクトを透過させるのは不自然です。
先日リークしていたKitkatの動作している動画では、この部分は透過ではなく白でした。
そしてメッセージに表示されているこのキャラクター、Mr.Jinglesという名前のGoogle+のマスコットです。同じGoogleだからとは言え、Google+のマスコットキャラクターがAndroidのシステムアプリに顔を出すのは考えにくいです。
最後に面白かったのが、バックボタンの相違。実はJelly Beanのバックボタン(上図の右側)は、見てわかるように矢印の中が2ドット欠けています。今回リークされたものはこの欠けがなく、だから偽物に違いないということでした。まぁ、これは冗談なんでしょうけど(修正されてるなら本物と考えるべきなのでは?)、こんな欠けがあることは知りませんでした(上の画像はNexus 4の手元のNexus 4のスクリーンショットから切り出しました)。ちなみにこの欠け、CM10.2では修正されているそうです。
結局のところ、これが本物かどうかははっきりしませんが、Messagesのアイコンは今までどおりのほうがいいかな。
(source Android Police、9to5google)