しばらくチラ見せが続いていたOPPOの次期フラッグシップ、OPPO N1が正式にリリースされました。
5.9インチディスプレイに背面タッチパネルやNレンズというカメラ性能をアピールした端末であることが伝えられていましたが、正式発表されたカメラ機能は予想の斜め上を行っていました。
そんなわけで、まっさきに目につくカメラですが、なんと可動式。センサは1/3.06型で13MP、f/2.0、スマートフォンでは初となる6枚構成のレンズを採用しています。フロントカメラは搭載されず、かわりに背面カメラがグルっと回って正面を向きます(可動範囲は206度)。
こんな端末が昔あったような気がするけど思い出せないなぁ。
その他の部分を見てみると、デザインはかなりスッキリした印象です。ベゼルも噂されていたほどではありませんが、かなり狭いですね。
そんなOPPO N1の主なスペックは下記。
- ディスプレイ:5.9インチ(1920 x 1080, 377ppi) IPS
- プロセッサ:Snapdragon 600 1.7GHzクアッドコア
- RAM:2GB
- ストレージ:16/32GB microSDは非対応
- カメラ:13MP f/2.0 Dual-mode LED
- バッテリ:3610mAh
- サイズ:170.7 x 82.6 x 9mm
- 重さ:213g
- OS:Color(Android 4.2ベースのカスタムOS)
- WCDMA: 850/900/1700/1900/2100MHz
この170.7×82.6x9mmというサイズ、5.7インチのGlaxy Note 3(151.2×79.2×8.3mm)と比較するとやや大きいです。狭枠デザインで5.3インチ端末相当の大きさを実現すると言っていたのはなんだったのか……
OSはColorというOPPOのカスタムOSを採用しますが、前情報の通り、CyanogenModにも標準対応します。また、InternationalモデルではCyanogenModを搭載した状態で出荷されるOPPO N1 CyanogenMod Editionも限定版として用意されます。
その他面白そうなものとしては、O-Clock ContorolaというBluetoothコントローラが付属します。これでカメラのシャッターを切ったり、部屋の中などで紛失した場合などに本体からアラームを鳴らすことができるようです。
OPPO N1は12月に発売予定。価格は3498人民元(約5.7万円)となるようです。