KinectやLeapをはじめモーションコントローラは割とありふれた技術になりつつありますが、操作のフィードバックを得られないのが難点です。例えば、画面上の何かに触ったり、クリック(タッチ)したりする場合、マウスやトラックパッドであればしっかりとクリックした、タッチしたという感覚が得られますが、モーションコントローラにはありません。
そんな問題を解決できるソリューションとして、iMotoionというプロジェクトがKickstarterで始まっています。
見てわかるように、何もない空間で手を動かすのではなく、手にiMotionを装着することで触覚フィードバックを得られる仕組みです。表面のクリック操作も可能になっており、これまでのモーションコントローラよりもより直接的な操作が可能です。また、加速度計、ジャイロスコープも内蔵しており、手の回転動作なども正確に伝えることが可能です。
ぶっちゃけ、ここまでしてモーションコントローラを使う利点が思い浮かばないのですが、このアプローチを進めていくとマイノリティリポートやJMに登場した操作用のグローブに繋がっていくのかもしれません。アイアンマンでは何も装着せずとも空間で操作を行っているので、あっちのほうが理想だけど。
そんなiMotionですが、出資募集期間は9月27日から10月27日まで。目標$100,000に対して今の時点で約$30,000が集まっています。順調のような気もしますが、この手のデバイスは初速が肝心なところもあるので、それを考えるとやや厳しいかなという感じです。
iMotionを入手できる最低価格は$59から。日本への発送には別途$15が必要です。資金集めに成功すれば、来年3月には出荷される予定です。
(source Kickstarter)