SamsungがGalaxy Note 3からかけ始めているリージョンロック(欧州モデルでは欧州の、米国モデルでは米国のキャリアのSIMしか使えないSIMロック)、一度その販売地域でのSIMを使ってアクティベーションすれば、あとは完全なSIMフリーとして使えるという話でしたが、どうやらそんなことはなく、アクティベーションをしても他国(他地域)のSIMは使えていないようです。
また、Samsungの地域パートナーに持ち込めばロックを解除してもらえるということになっていますが、実際にはその地域のリージョンロックに変更するだけで完全なSIMフリーにはならないようです。一部の地域(サンフランシスコやオランダ)では、そもそもこのロック解除自体を断られたという話も出ています。
またもっと悪い話ですが、既に販売中のGalaxy Note 2やGalaxy S4、S3などの端末にAndorid 4.4 kitkatのアップデートを適用した場合、新たにリージョンロックをかける計画があるという話もあるとか。大きな反発を招きそうですね。
なお、現状では香港版(アジア地域)にはリージョンロックはかけられていません。
そもそもこのリージョンロック、グレイマーケット(外国から端末を購入して正規品より安く流通させたりする市場)を取り締まるためのものですが、わざわざ過去のデバイスにさかのぼって掛ける必要はあるのでしょうか?
とりあえず、しばらくはSamsung端末を海外から購入するには注意が必要そうです。
(via Sammobile)
(source XDA-Developers)