Galaxy S4で発火や爆発事故が相次いだSamsungですが、従来の液体電解質を使ったリチウムイオン電池に代わる個体電解質を使ったリチウムイオン電池を韓国のエネルギーショーで披露しました。
従来のリチウムイオン電池は液体電解質を使用しているため、液漏れの危険があり、また充電時に電極に堆積物が付着しショートする危険性がありましたが、固体電解質を使うことでこれらの問題を解決できるということです。また、火の中に投入しても燃えたり爆発したりすることがないそうです(なお、固体電解質を使ったリチウムイオン電池はSamsungが独自開発したわけではなく、すでに様々な機関、施設で研究が行われています)。
薄くしたり、重ねたり、曲げたりということができるため、複雑な形状のバッテリを作ることができます。これにより、時計のバンドにバッテリを内蔵できるようになるので、フレキシブルディスプレイとく組み合わせればスマートウォッチの形状にかなり自由度を与えられそうですね。
Samsungは2015年の実用化を目指しているということです。
(via PhoneArena)
(source econovill)