LGからもフレキシブルディスプレイを採用し、ディスプレイが湾曲したLG G Flexが発表になりましたが、フレキシブルディスプレイを採用した端末としてはSamsungのGalaxy Roundが一足早く発売されています。
世界初のフレキシブルディスプレイ採用機ということになっているGalaxy Roundですが、有機ELの情報サイトOLED.atが、「Galaxy RoundにはフレキシブルOLEDは使われておらず、従来どおりガラス基板を使ったOLEDが使われていると確信している」という記事を書いています。
プラスチック基板を用いたSamsungのフレキシブルOLEDは「YOUM」という商標を持っていますが、Galaxy Roundのプレスリリースやデータシートにはこの「YOUM」の文字は一切出てきていないというのが根拠になっているようです。ちなみに、プレスリリースでも「flexible」という言葉は冒頭で使われているだけで、本文中には出てきませんね。
スペックシートでは「Super Flexible AMOLED」と書かれていますけど。
OLED.atの見解では、あとから(マイナーチェンジとして?)プラスチック基板を採用したGalaxy Roundを出すのではないかとしています。
この記事を受けて、SamMobileはSamsungの中の人に確認をとっているとのことです。
フレキシブルディスプレイの定義の問題にもなってきますが、フレキシブルOLEDを採用していないとなると、ひと騒ぎありそうですね。それとも、とりあえず湾曲していればフレキシブルディスプレイということになるのかなぁ?