Galaxy Sシリーズとして初の金属フレームを採用し、64bitプロセサと光学式手ぶれ補正(OIS)のカメラを採用するという噂のGalaxy S5ですが、OISは搭載しないかもしれないという話を韓国etnewsが報じています。
もともとGalaxy Note 3でOISを搭載するという噂がありましたが、種々の事情により見送られていました。その後、Samsungは自前の13MP、16MPのOIS搭載カメラモジュールを発表し、これがGalaxy S5に搭載されるものと思っていました。
ただここに来て、肝心のカメラモジュールの生産が、Galaxy S5の販売予測数量(数千万台)に追いつかず、来年早々の発売には十分な数を揃えることができないという問題が明らかになりつつあるようです。
また、最近のGalaxy Sシリーズはどんどん薄型になっており、新しいカメラモジュールが筐体に収まりきらないという問題も出てきているのだとか。そんなのは最初からわかってただろうという気がしますが、もっと薄くできるはずだったのに生産技術が追い付かない(技術を持っているパートナーが見つからない)ということなんでしょうか。
Galaxy S5はS4の不振を受けて発売が前倒しになるというのも影響しているのだとは思いますが、最近のSamsungはなんかドタバタとした印象がありますね。これは凋落の兆しなんでしょうか。
「おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし」なんてことにならないといいのですけど。