Android 4.4 Kitkatは動画再生のパフォーマンスが悪い。そんな調査結果をフィンランドの企業OptoFidelityが発表しました。OptoFidelityはモバイルデバイスの各種テストを専門に行っている企業のようです。
テストに使用されたのはNexus 7(2012)とNexus 7(2013)。それぞれAndroid 4.3、Android 4.4で動画再生のパフォーマンスをテストしています。上図の通り、AndroidのバージョンにかかわらずNexus 7(2012)がもっともパフォーマンスがよいという結果となりました(グラフが低いほうがいい)。どちらの機種もKitkatに上げるとパフォーマンスが大きく落ちています。そして、Nexus 7(2013)にいたっては、Kitkatにアップデート後、60fpsのビデオが再生できなくなったということです。
私自身、Nexus 7やNexus 5で動画をみることは殆ど無いですし、見たとしてもそれほど高解像度なものは見ないので気にならないのですが、TechCrunchでは「アニメーションがなめらかではない」と書いているのでアニメをよく見る人には気になる点なのかもしれません。
同一機種でパフォーマンスが落ちるというのは、やはりソフト的な問題だと思うので改善される可能性もありますが、新型Nexus 7で動画を見まくろうと考えている人は購入をちょっと待つか、あるいはAndroid 4.4へのアップデートを控えたほうが良さそうです。
(via TechCrunch)
(source OptoFidelity(PDF))