alcatel onetouchブランドでスマートフォンを提供している中国TCL communicationが4インチのE-Inkデバイス、「Magic Flip」をCESで披露しました。
4インチE-Inkディスプレイを独立させたデバイスで、スマートフォンとBluetoothで接続して使います。スマートフォン側から電子書籍を転送して表示する他、電話の着信も表示が可能だそうです。
最近のスマートフォンは5インチが標準で年々巨大化する傾向にありますが、電子書籍を読むなら4インチのデバイスよりも5インチオーバーのスマートフォン本体を使ったほうが快適な気がします。
ただ、それら巨大なスマートフォンはカバンの中に入れておいて、ちょっとした合間にポケットに入れたMagic Flipを使って……という使い方はありかもしれません。もしくはAshaシリーズなどの小型スマートフォンと連携できればスマートフォン自体はコンパクトでも快適な読書体験が出来そうです。まぁ、別途Kindleを持ってれば済む話ではあるのですが。
考え方としてはスマートフォンのセカンドディスプレイ的なアイデアなので、電子書籍にかぎらず、他にもいろいろな使い道がありそうですね。
Magic Flipはまだ試作品の段階のようですが、今後数ヶ月で市販への筋道を付けたいということです。
(via engadget)