Googleがイスラエルのセキュリティスタートアップ、SlickLoginを買収したようです。Googleからの正式発表はありませんが、SlickLoginのサイト上で報告されています。
このSlickLoginというのは何なのかというと、音によるログインを実現するサービス。例えばSlickLogin対応のWEBサイトでログインボタンを押すとPCのスピーカーから人間には聞こえない周波数の音が流れ、それをスマートフォンのマイクで拾いSlickLoginのアプリが情報をサーバに送信することで本人確認(少なくとも本人の端末を持っていることの確認)を行います。
最近利用が広がってきている2段階認証に利用できる技術で、Googleもこれに使うのではないかと予想されています。IDとパスワードを入力した後に本人確認のためにSMSで数桁の番号が送られてきて、それをPCで入力、ということをするよりも利便性は高いですね。
SlickLoginは9月に開催されたTechCrunchのDisrupt SF 2013で披露されたばかりのサービスでした。Googleはこの5ヶ月の間に目をつけて買収を持ちかけたということですね。それとも水面下ではもっと以前から動きがあったのかな?
(via TechCrunch)
(source SlickLogin)