Google Glassをはじめとして、Glassデバイスが盛り上がりそうな、そうでもなさそうなという雰囲気になっていますが、LumusというメーカーのGlassデバイス、スマートグラスが気になります。
あまり馴染みのないメーカーですが、軍事マニアなら知っているのかも。F16戦闘機のパイロット用ヘルメットに組み込まれているヘッドアップディスプレイを製造しているメーカーだそうで、軍用ヘッドアップディスプレイ市場では50%以上のシェアなのだとか。そのLumusがAndroid搭載のGlassデバイスの製造を計画しているとのことです。
まずは両眼式のDK-32。こちらはGlassデバイスではなくヘッドアップディスプレイで、別途本体が必要になります。約3m離れた87インチ相当の表示が写されるとのこと。
これに使われているディスプレイ部はOE-32という名称ですが、実はOE-32の前身にあたるOE-31は2012年のCESで公開されています。
まるでスカウターなLumusの単眼ディスプレイユニット | Dream Seed
結局これを使った製品は出てきていないと思いますが、それが進化して、よりスカウターっぽい雰囲気になりましたね。このディスプレイ部には720pの動画を映すことができるそうです。
もう一つがGlassデバイスのDK-40。こちらは単眼式ですがAndroidを搭載し、ジェスチャーコントロールも可能。モーションセンサや5MPのカメラも搭載しています。
この手の製品はコンセプトだけ発表されて結局製品化されないパターンが多いのですが、とりあえず有線での接続でもいいから安く出てきてくれないかなぁ。
(via Android Authority, Techcrunch)
(source Lumus)