本日13時からゲンロンカフェで行われたイベントで、公式サイトで告知されていたenchantMOON S-IIが発表されました。
このS-II、ハード的には現行機とまったく同じながらソフトウェアのソースコードを1から書き直し、大幅なパフォーマンスアップが図られているということです。
具体的には、
- レイテンシー最高80ミリ秒
- カメラの高画質化
- WEBブラウザの高速化
- 動画再生に対応
- 高速ページ遷移
- ハイパーリンクの高速化
- 紙のノート感覚のページめくり
- 領域形状の自動補正
という感じです。
また、S-IIに合わせてProject Geminiというブラウザベースのエミュレーションも発表されました。そしてさらに、project SkylabというenchantMOON専用のクラウドサービスも発表。GeminiとSkylabによりencahntMOONで書いたものをiOSやAndroid、Mac、Windowsで扱うことができるようになり、真のハイパーテキスト端末になるということです。
そしてそして、現行機種にも無償でアップデートが行われ、S-II相当に更新が可能とのこと。
S-IIの発売は4月。価格は16GBが49,800円、32GBが59,800円です。ハード的にはまったく同じということですが、実は1万円ほど値上げしています。なので、いまのうちに現行機種を買っておいたほうがお得ということです。
これは、UEIの「最初に買ってくれたユーザが得をするように」という方針のためみたいですね。
イベントの最後には2015年に真の後継機となるMKIIの予告も行われました。おそらくハードも新しくなるのでしょう。できたらも少し軽くしてほしいです。
今日のイベントのユーストリームはいずれ公開されるのではないかと思いますが、Twitter上では#enchantMOONというハッシュタグでイベントの様子が語られています。
一般ユーザ向けには3月26日に内覧会が開催されるようです。
(source encahntMOON)