散々リークし尽くしており発表会の意味はあるのかとも言われていたHTCのフラッグシップ、HTC One(M8)が正式に発表されました。The All New HTC OneともHTC One(2014)とも言われていた名称は、HTC One(M8)とコードネームをそのまま採用したものになりました。なお、昨年発売された従来モデルはHTC One(M7)となります。
全体的なデザインはHTC One(M7)から変わってはいませんが、サイド部分も金属になっていますね(M7はプラスチックだった)。
外観上も大きな特徴となっている背面のカメラは410万画素のUltraPixelカメラのほか、被写体までの距離を測定するセカンダリーカメラを搭載。撮影後にフォーカスを変更できる「UFocus」機能などに使われます。
そのほか、主なスペックは下記。
- ディスプレイ:5インチ 1920 x 1080
- ディスプレイ保護:ゴリラガラス3
- プロセッサ:Snapdragon 801 2.26GHz クアッドコア
- RAM:2GB
- ストレージ:16/32GB + microSD
- カメラ:4MP UltraPixel + 測距用セカンダリカメラ / 5MP
- サイズ:146.36 x 70.6 x 9.35 mm
- 重さ:160g
- バッテリー:2600mAh
- NanoSIM
- カラー:GUMMETAL GRAY、GLASICAL SILVER、AMBER GOLD
3G/LTEの対応周波数により米国版では6モデルがあるようです。
3G
- EMEA: 850/900/1900/2100 MHz with HSPA+ up to 42 Mbps
- Asia: 850/900/1900/2100 MHz with HSPA+ up to 42 Mbps
- AT&T: 850/1900/2100 MHz with HSPA+ up to 21 Mbps
- Sprint: 850/1900/2100 MHz with HSPA up to 14.4 Mbps
- Verizon: 850/900/1900/2100 MHz with HSPA+ up to 14.4 Mbps
- TMUS: 850/AWS/1900/2100 MHz with HSPA+ up to 42 Mbps
LTE
- EMEA: 800/900/1800/2600 MHz
- Asia: 700/900/1800/2100/2600 MHz
- AT&T: 700/850/AWS/1800/1900/2600 MHz
- Sprint: FDD 800/1900 MHz , TDD 2600 MHz
- Verizon: 700/AWS/1800/2600 MHz
- TMUS: 700/AWS MHz
このほか、英国版では3G 850/900/1900/2100 MHz 、LTE 800/900/1800/2600 MHzとなっています。購入時には対応周波数を気にする必要がありそうです。
米国では3大キャリアがオンラインで本日より発売開始。一般小売店では4月10日から販売されるとのこと。
Verizonが独占という噂もありましたが、どうやら違ったようですね。ただ、HTCの公式サイトではAT&TとSprintはGUMMETAL GRAYのみ、VerizonだけGUMMETAL GRAYとGLASICAL SILVERの設定があります。GLASICAL SILVERを2週間独占ということだったのでしょうかね?
(source HTC)