GoogleがHERAと呼ばれるAndroid向けに、Android、Chrome、検索などを統合したアプリケーション(アップデート)を計画しているとAndroid Policeが報じています。
100%の確証があるわけではないとしていますが、信頼度は10段階で8となかなかの高さです。
それによると、HERAはChromiumの特別なビルドで、Googleや3rdパーティのアプリをWEB上で実行するようなもののようです。
ちなみにChromiumというのはChromeのベースになっているオープンソースブラウザ。ChromiumuにGoogleが味付けをしてChromeとしてリリースされています。
これはAndroid Policeが情報を元に作成したモック画面(リークした実際の画面ではありません)。
大きな特徴はマルチタスクの扱い。現在のAndroidのマルチタスクは、各アプリ(タスク)のスナップショットを選んで使用するアプリを切り替えるというもの。これがHERAではChromiumの中で各アプリのスナップショットをHTML5で作製。これを使用してアプリケーションそのものを切り替えることなくマルチタスクが行えるということです。……なんのことだかさっぱりわかりませんね。
例えば、WEBサービスなどでメールアドレスを登録した際、アドレス確認用のメールが飛んできて、そこに書かれているURLに飛んで……ということを行いますが、HERAではGmailにアドレス確認のメールが来たことを理解し、マルチタスクの切り替えビューでGmailの横にアドレス確認用のボタンを表示する、というようなことが出来るようになるとか。……やっぱりよくはわからないけど。
拙い英語力によるなんとなくの理解だと、Chrome OSの部分的な実装をAndroidに持ち込む、もしくはAndroidとChrome OSの融合的なことをしようとしているのかなという感じです。
OSレベルでの提供になるのか、アプリとしての提供になるのかはわかりませんが、情報が本当だとするとAndroidの使い勝手に係る大きな変更になりそうですね。
(source Android Police)