小さくなるといいなぁっと常々思っているものの1つがノートパソコンのACアダプタ。本体は薄く軽くなっているのに、ACアダプタだけはあいかわらず大きなままですね。
そんなACアダプタですが、Kickstarterに世界最小を謳うDARTが登場しました。
世界最小というだけあって非常に小さいですが、出力は18V~21V 65Wとパワフルで、市販されているほとんどのPCに充電が可能とのことです。
ただし、最近もMacBookは65W以上を必要とするため、MacBookのみ別の対応製品が用意されています。
プラグ部分は各社に対応するよう差し替え式です。途中にUSBポートも用意され、PCの充電をしながらスマートフォンなどの充電も可能です。
小型化の秘密はMITが特許を取得したery high frequency (VHF)コンバータという技術。通常、ACアダプタではAC/DCコンバータを使いますが、VHFコンバータはそれと同じことを小さなサイズで実現できるのだそうです。
この技術、先に書いたようにMITが特許を持っているわけですが、DARTを手掛けるFINsixという会社はMIT発のベンチャーです。MITと聞くだけですごそうだと思うのは工学系の学歴コンプレックスだろうか……。東大工学部といわれてもそんなに大したことはないと感じるんだけどね。
閑話休題。
DARTは現在Kickstarterで出資募集中で、現在出資可能なのが$89から。MacBook対応版はちょっと高めで$148となっています。ただし、米国外への発送に対応しているのは通常版が$130、MacBook対応版は
$199で共に2015年3月出荷予定となっています。
(via engadget)
(source Kickstarter)