Chromecastが明日28日9時から国内でも販売開始されるとのことです。価格は4,200円。Google Playのほか、Amazonや家電量販でも販売されます。
海外ではHBOやNetflixなどGoogle Play、Youtube以外に各国で利用できるコンテンツが異なりますが、日本国内の対応コンテンツとしては、docomoのdビデオ、auのビデオパスがChromecastに対応するようです。
ChromecastはよくあるUSBスティックタイプの端末ですが、それ単体では使用することができず、スマートフォンやタブレット、PC、Macなどと組み合わせて使用します。
基本的にはスマートフォンなどの端末側で再生しているコンテンツをChromecastを接続したTVで見るためのもの。iOS向けのアプリも提供されており、iPhoneからも利用可能です。
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ブラウザとAndroidから使ってみたChromecastの動作の様子 – Dream Seed
同様なものにMiracastがありますが、Miracastが端末の画面そのものを表示するのに対して、Chromecastは指定したコンテンツ(アプリ)のみをChromecastで表示します。そして、Miracastがあくまでも外部ディスプレイで再生はスマートフォン側で行うのに対し、Chromecastでは再生そのものをChromecast側に引き継ぎます。
要するに、MiracastだとTVに映している間はスマートフォンを占有されてしまいますが、Chromecastの場合は再生が始まれば別のことをしていても大丈夫ということです。
米国での販売開始直後に購入し、しばらく使用していましたが、利用できるコンテンツが少ないこと、Apple TVのほうが使い勝手がいいことなどから正直あんまり使っていません……。
ただ、dビデオやビデオパスを使えるようになるということなので、これらを使っていてTVの大画面で見たいという人にはいいかもしれません。
(via engadget)