米AmazonがKindle Fire HDXで実施している「Kindle Fireメーデーサービス」についての面白いレポートを公開しました。
まずメーデーサービスですが、これはKindle Fire HDX発売時に加わった新機能で、HDXの画面上に表示される「Mayday」ボタンを押すと、サポートに繋がりライブで操作を助けてくれるというものです。Kindle Fire HDX専用のリモートヘルプサービスですね。
ちょっと凄いのが応答時間。このサービス自体は無料でしかも365日24時間対応なのですが、平均応答時間は9.75秒だということです。どんだけオペレーターがいるんだろうか?Kindle Fire HDXのサポート依頼のうち、75%がこのメーデーサービス経由だそうです。
メーデーサービスの変わった逸話の数々も公開されています。
- Angry Birdsのクリア方法についての質問
- ピーナツバターとジャムを使った美味しいサンドイッチの作り方
- ボーイフレンドからKindle Fire HDXをもらった人のためにハッピーバースデーを歌う
- 世界中を旅している人から連絡をうける オーストリア、ボリビア、エジプト、ケニア、セントルシア、ベネズエラ
- 操作説明のための描画ツールを使って、虹やユニコーン、火を吐くドラゴンなどを描いて欲しいと頼まれる
- 結婚の申し込み
などなどです。
これらの要望に答えたのかどうかもきになりますね。なんかヘルプサービスというよりコンシェルジュサービスという感じです。
大手企業は往々にしてサポートの対応が悪いということがありますが、Amazonは(日本を含めて)サポートが良心的だと感じます。メールの返事も割と早いし、メール以前にチャットサービスで直ぐに質問に答えてくれるし。
それにしてもこのサービス、他のメーカーもやればいいのにと思いますが、さすがに無理かなぁ。
(via TechCrunch)
(source Amazon)