数日前から各所で話題になっていますが、スマートフォンのセカンドディスプレイとして利用できるe-Inkデバイス、InkCase PlusがKickStarterで出資を募集しています。
このInkCase Plus、名前からわかるかもしれませんが、前進となるInkCaseという製品が存在しています。
初代のInkCaseはiPhone 5専用でハードケースに一体化されているものでした(Galaxy Note II専用のInkCase N2というのもあります)。
今回のInkCase Plusはケースから独立した形になっており、スマートフォンに依存しない形になっています。もちろんケースに取り付けて従来通りの使用感にすることも可能です。
スマートフォンとの通信はBluetooth経由で行いますが、InkCase Plus側に画面(データ)を飛ばすにはスマートフォン側のアプリが対応する必要があり、なんでも飛ばせるわけではありません。だれでも対応アプリを開発できるようにSDKは公開されています。
Kickstarter上では電子書籍リーダとしての使い方を進めていますが、上記理由によりKindleで購入した電子書籍が読めるわけではないので注意が必要です。
正直なところ、便利なのかどうかがイマイチわからないのですよね、これ。スマートフォンのセカンドディスプレイというアイデアは面白いと思うし興味もあるのですが、対応アプリのものしか表示できないというのがマイナス。AllCast的な中間アプリというか橋渡し的なアプリが出てくると使い道が広がるのだろうけど……。
そんなInkCase Plusは8月14日まで出資を受け付けています。すでに一部は売り切れとなっていますが、現在入手可能な最低価格は$79。上手くいけば10月に出荷予定です。
(source Kickstarter)