Samsungといえば新端末が登場する度に燃えたとか爆発したとかいう話が出てきますが、それらは大抵韓国外の話。中国とか欧州で多い気がしますが、今回は珍しく韓国国内での爆発事故です。
韓国のソンさん(45歳)が17日1時頃、自宅近くで知人に会い、席に座った際に後ろポケットに入れていたGalaxy S5が爆発。ズボンに引火し、消火の際に手に3度の火傷を負ったということです。
この件に対して、Samsungは「端末を後ろポケットに入れたまま座らないというのは取説に書いてあり、完全にユーザの不注意」として謝罪等は行っていないようです。
Samsungは写真を見た限りではバッテリに衝撃が加わったために爆発したように見えるが詳細は現物を確認しないとわからないとして引き取り調査を要請しましたが、被害者のソンさんは不信感を露わにし、Samsungへの引き渡しを拒否。第3者による調査を行うみたいですね。
端末を後ろポケットに入れてはいけないという注意書きは見たことがないの、あらためてdocomoのGalaxy S5 SC-04Fの取扱説明書をネットで確認しましたが、確かにそれっぽい記述はありました。
ただこれは「お願い」として書かれており、警告や注意などではありません。もちろん爆発するとは書いていません。
バッテリで使われているリチウムイオンの特性として、衝撃を加えると爆発、発火する可能性はあるので、Samsung製に限らず後ろポケットに入れたまま座るというのは避けたほうが無難なようです。
もっとも、最近の端末は大型化しているので、ポケットに入れようとも思わないですけど。
(via blog of mobile)
(source ソウル新聞)