Googleが新興国向け低価格端末、Android Oneの端末を発表しました。
Android Oneは現地のパートナーが自社ブランドで販売することが出来るということですが、Android OS自体はカスタマイズがなく、Googleがアップデートを提供するということです。
今回発表されたのはいずれもインドキャリアのもので、Karbonn Sparkle V、Micromax Canvas A1、Spice Dream Unoとなります。
外観が若干ことなりますが、基本仕様は同じで下記のようになっています。
- ディスプレイ:4.5インチ FWVGA(854×480)
- プロセッサ:Cortex A7 1.3GHz クアッドコア
- RAM:1GB
- ストレージ:4GB + microSD(32GB)
- カメラ:5MP/2MP
- バッテリ:1700mAh
- DualSIM(microSIM)
- Android 4.4
価格はSparkle Vが6399ルピー(約11,200円)、Canvas A1が6499ルピー(約11,400円)、Dream Unoが6299ルピー(約11,000円)。
今後、製造メーカーとしてAcer、Alcatel、ASUS、HTC、Intex、Lava、Lenovo、Panasonic(!)、Xolo、そしてチップメーカのQualcommが加わるとのことで、異なる画面サイズ、カラーバリエーション、異なるハードウェア構成、そしてカスタマイズされたソフトウェアを搭載したデバイスをリリースする意向のようです。
また、年末までにAndroid Oneプログラムをインドネシア、フィリピン、南アジア(バングラディッシュ、ネパール、パキスタン、スリランカ)へ拡大していく予定で、2015年には更に多くの国に提供する考えとのこと。
新興国向けのエントリーモデルとは言え、必要十分なスペックですね。これを日本でSIMフリーでっていう展開はあるのかな?持ってくるメーカー次第ではありそうだけど、Panasonicも加わるみたいだし、ちょっと期待したいですね。
(via Android Authority)
(source Google 1, 2)