パフォーマンス・マネジメントを読み終わりました。大体2時間くらい。
「死人に出来ないことはすべて行動であり、すべての行動はマネジメントできる」
行動分析学に基づき問題を解決する手法がさまざまな事例を交えながら順を追って説明されています。単に説明文書があるだけではなく、架空の登場人物の対話形式(でいいのかな?)で事例を紹介し、その後に詳細な解説があるというスタイルです。
「やる気がない」「態度が悪い」といった叱責を「個人攻撃の罠」とし、パフォーマンス・マネジメントでは避けるべき行動としています。この罠にはまっている間は問題は解決しないという考え方は、精神論が嫌いな私は気にいりました。
ただ、この本1冊でパフォーマンス・マネジメントをすべて理解するのは難しいと思うので、あくまでとっかかりとして捕らえるのがいいのではないかと。