- サラリーマンは2度破産する (朝日新書)
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- 発売元: 朝日新聞社
- 価格: ¥ 756
- 発売日: 2006/10
- おすすめ度
サラリーマンは2度破産する (朝日新書)を読み終わりました。約1時間30分。
年収700万の35歳のサラリーマン。32歳の妻と3歳の長男、産まれたばかりの長女という4人家族。そんな平均的なサラリーマン世帯の家計シュミレーションから始まります。この家族は47歳~59歳、65歳以降の2度に渡り破産の危機を迎えることになります。子供の就学に伴う学費の増大、定年退職による収入の激減が原因です。このようにごく普通のサラリーマン世帯でも十分なライフプランがないと破産の危機を迎えることになります。そうならない為にはどうすればいいのかという内容です。
タイトルにはインパクトはありますが、内容は、
-家を買うか、借りるか
-住宅ローンについて
-生命保険の見直し
-投資について
-ライフプランの作成
など、ごく当たり前のことが書かれています。
色々な情報が1冊にまとまっているので、入門編としてはお勧めできます。ただし、少ないページ数に色々と詰め込んでしまっているため、1つ1つの内容は薄いというか簡潔にしか書かれていません。なので、本書を読んだ後、それぞれの内容については別途、他の書籍などで詳しく学ぶ(調べる)必要がありそうです。
本書の中で、老後の資金がどれぐらい必要かというのを計算する部分があるのですが、これを少しだけ(大雑把に)やてみました。退職金や年金をあてにせず、55歳で仕事をやめると考えると、1億円ぐらい資産がないと厳しそうです。これを今から貯めるとすると月30万程度は貯蓄しないと無理です。できるかなぁ?
ところで、35歳で年収700万というのは平均的なのでしょうか。これが平均だとすると私はかなりの低所得だということになります・・・。