Google Mapがアップデートされ、Plus Codeというピンポイントで位置を指定するコード(Open Location Code (OLC))に対応しました。
例えば、東京スカイツリーの西側エレベーター前であれば、「8Q7XPR66+244」となり、Google Mapでこのコードで検索するとピンポイントでその場所が表示されます。
従来でも経度緯度を指定してピンポイントで位置を特定することは可能でしたが、長ったらしい数字の羅列ではないのでPlus Codeのほうがわかりやすそうですね。
Plus Codeは、「plus.codes」で確認することが可能です。
なお、Plus COdeの数字にはちゃんと意味があり、左側から、
- 8Q7X : 約100Km四方の範囲指定(Region Code)
- PR : 5Km四方の範囲指定(City Code)
- 66 : 250m四方の範囲指定(Neighbourhood Code)
- 24 : 14m四方の範囲指定(Building COde)
- 4 : Door Code
という感じです。
最後の一桁はDoor Codeということですが、必ずしもドアの位置指定というわけではなく、より詳細な範囲の指定という意味合いのようです。
Google Mapで検索する場合、利用者の位置情報を使うため、Region CodeやCity Codeを省いて、例えば「66+244」と検索するとスカイツリーの近く(40Km以内)にいれば、同じ結果が得られます。
例えば砂浜など目印になるようなものがない場合にピンポイントで位置指定する場合に便利……ということなのですが、Google Mapの場合、位置情報をメールで送信もできるので待ち合わせなどでは困ることは少ないような。
でも記録として残したり、メールでやり取りするような場合には簡潔にまとまっているPlus Codeのほうが便利でしょかね。