スマートフォン向けのケースなどのアクセサリ販売を手掛けているTrinityが、Windows 10 Mobile搭載スマートフォン Nuans NEOを発表しました。
Snapdragon 617を採用するなど低スペック低価格端末ばかりの国内Windows 10 Mobileの中では高スペックの部類です(一般的にはミドルクラスな端末ではありますけど)。しかし、その特徴は何といっても組み合わせを選べるケースでしょう。
背面カバーの上下を別々に選べるTWOTONE、または手帳のようなフリップカバーを選ぶことができます。
NFCやFelicaにも対応はしているものの、おサイフケータイには対応せずカードリーダ機能のみの提供となるようです。代わりといってはなんですが、背面カバーの下にカードを収納できるようになっており、例えばSUICAを入れておけばそのまま改札も通れるし、カードリーダ機能で使用履歴を端末から見ることもできるとのこと。
「交通系の電子マネーはカードを使っている人のほうが多いから、こっちのほうが便利でしょ」ということなのですが、実際にはSIMフリーで提供するためにおサイフケータイ(モバイルスイカ)が使えず、そのための苦肉の策なんでしょう。
そんなNEOの主なスペックは下記。
- ディスプレイ:5インチ 120 x 720
- プロセッサ:Snapdragon 617 1.5GHz オクタコア
- RAM:2GB
- ストレージ:16GB + micro SD
- カメラ:13MP/5MP
- バッテリ:3350mAh
- サイズ:141 x 74.2 x 11.3 mm
- USB-C
PCライクに使えるようになるContinuumにも対応を検討しているということですが、あれの最低ラインってSnapdragon 808って話じゃなかったでしたっけ?
公式サイトで予約開始されており、本体が3,9800円、カバーは素材などで価格が異なりますが、TWOTONEの最低価格は上下で2,900円、フリップカバーは2,750円となっています。発売は来年1月の予定。
(source Nuans NEO)