ネットワークインフラの通信の秘密保持などが話題になることが増えていますが、セキュリティの高さをウリにしているBlackBerryもこの話題は避けられないようです。
BlackBerryはパキスタン市場からの撤退を発表しました。理由は、パキスタン政府がBlackBerryの企業向けサービスであるBES、そしてメッセンジャーサービスであるBBMを含むすべてのトラフィックを監視できるように依頼してきたためで、これを拒否したところパキスタン側から11月30日にパキスタン国内になるBESサーバを停止すると通達されたということです(ただし、その後12月30日まで延期されたとのこと)。
このため、BlackBerry側としてはパキスタン市場からの撤退を決めたとのこと。実際のところ、パキスタンでのBESユーザは5000人程度で業績には影響がないという判断もあったようです。
今回の件だけど聞くとBlackBeeryは秘密保持に積極的だなぁという感じですが、絶対に内容を開示しないわけではなく、犯罪捜査などへの協力は惜しまず、警察等からの正式な依頼があれば協力するということです。これは当然か。
(via GSMArena)
(source Blackberry)