今年のCESではスマートウォッチやアクティビティトラッカ系の発表が多かったですね。例年スマートフォンの発表はMWCで行われることが多く、CESでの発表は少な目ではあるのですが、それでもこれらウェアラブル系の印象が強かったです。
そんなわけで、発表されたスマートウォッチ、アクティビティトラッカ系の中から気になったものをまとめてみたいと思います。
Huawei Watch Jewel、Elegant
まずはAndroid Wearを搭載したスマートウォッチ Huawei Watchの新型、JewelとElegant。
Huawei、女性向けデザインのHuawei Watch ElegantとJewelを発表
デザインがローズゴールドやスワロフスキーになっただけで基本スペックは従来版(男性版?)と変わりはありません。
女性向けだからスワロフスキーというのはやや安直な気もするのですが、女性はそんなに好きなんですかね?
カシオ WSD-F10
個人的にはとても気になっているのがカシオのアウトドア向けAndroid Wear、WSD-F10。
カシオ、MILスペックに準拠したアウトドア仕様のAndroid Wear WSD-F10を発表
スマートウォッチは通常の時計と比べるとどうしても大きくなりがちですが、そんなことを気にせず振り切ってしまった製品とも言えます。
このタイプは今後増えてきそうな気がしますね。
Razer Nabu Watch
見た目はG-ShockっぽいRazerのスマートウォッチ、Nabu Watch。
Razer、「For Gamers、By Gamers」なスマートウォッチ Razer Nabu Watchを発表
スマートウォッチといってもディスプレイ部は下部の1行表示のみであとは普通に時計です。
「For Gamers、By Gamers」ということなのですが、何がどうゲーマー向けなのかは今ひとつわかりません。
Fossil Q54 Pilot
Fossilのディスプレイを持たないスマートウォッチ、Fossil Q54 Pilot。
Fossil、新たなスマートウォッチFossil Q54 Pilotを発表
これをスマートウォッチと呼ぶのか、通知も受けられるアクティビティトラッカなのかは議論の余地があるかもしれませんが、通知を受けられるのだからスマートウォッチでいいんじゃないかと思っています。時計だし。
Misfit Ray
ちょっとおしゃれなアクセサリっぽいMisfit Ray。
同社のSHINEやFLASHもそうですが、いかにもウェアラブルな雰囲気ではなく、あくまでもアクセサリを装っている感じですね。
Withings Go
WithingsのE-Inkを採用したアクティビティトラッカ、Withings Go。
Withings、E-Inkディスプレイなアクティビティトラッカ、Withings Goを発表
ちょっとおもちゃっぽい雰囲気がある上に価格が$69というのがちょっと微妙。
Fitbit Blaze
ディスプレイを搭載してスマートウォッチっぽくなったFitbit Blaze。
Fitbit、カラー液晶を搭載したFitbit Blaze発表
昨年から、ChargeとかSurgeとか表示機能を持つものが増えてきていましたが、その流れですかね。やっぱり常に身に着けるものだから時計も一緒に……というニーズが強いのでしょうか。
Chronos
メディアでは大きく取り上げられていませんが、以前に紹介したChronosもCESに出展していました。
普通の時計をスマートウォッチにしてしまう後付けデバイス、ChronosがPre-order開始
今一番気になっているのが、このChronosです。ボタン電池のような形状で、これ単体で着信通知やアクティビティトラッカとして利用可能。普通の腕時計の裏側に貼りつけて使うことを想定しています。
まとめ
そんな感じで今年はスマートウォッチ、アクティビティトラッカ系のウェラブルデバイスがいろいろ出てきそうな感じですが、正直言って各社とも機能としては頭打ちという感じです。とくにアクティビティトラッカは、やれることはほぼ変わらず(精度の違いはあるだろうけど)、デザイン勝負という印象もあります。
Chronosみたいなアプローチで胸とかに直接貼りつけたりできると便利でいいかなぁと思うのですが、充電が問題になるかな?