スマートウォッチが相変わらずの人気で、時計メーカの中にはそのデザイン力を活かしたスマートウォッチをリリースしているところもありますが、スイスの時計メーカー、H. Moser & Cie.(H. モーザー社)は全く別の道を選びました。それは、機械式時計を作り続けること。
「伝統的な機械式時計には未来があること、 そして実際、 機械式時計こそが未来であることを示すため」「電子式の心臓部を備えつつ、 機械式時計のように見せかけた時計を作るのではなく、 その反対の道を H. Moser & Cie. は選びました。」
というこのAlp Watch、100%機械式の時計です。
間違いなくApple Watchを意識したネーミングとデザインですが、Apple Watchがあえてアナログ時計風なウォッチフェイスをアピールしているの対して、確かに皮肉的なインパクトはありますね。
手巻き式の時計でパワーリザーブは4日間というスペックもスマートウォッチに対して優位ですね。メッセージを受けたりはできないけど。
ちなみにお値段は300万円。
Apple Watchが安く感じでしまいますが、「何よりも重要なのは、アップデートする必要なく、いつの日か自分の子供たちに引き継ぐことができるという点です」といっているように、ある種の資産として考えると安い……のかなぁ?
(source MOSER)