Googleが太陽光発電により無人で飛び続けるドローンを使ったインターネットサービスをテスト中だとThe Guardianが報じています。
このドローン、Googleが2014年に買収したTitan Aerospaceの技術を使ったもので、プロジェクト名はSkyBender、ドローンはCentaurというコードネームで呼ばれています。無人飛行だけでなく、必要に応じて手動操縦も行われているそうです。
Googleが長時間無人で飛行するドローンを開発しているTitan Aerospaceを買収
気球を使ったインターネットサービス Project Loonをテスト中ですが、今回のSkyBenderも同じGoogle Accessチームが開発しているとのこと。
またSkyBenderでは既存の4G LTEよりも理論値では40倍高速なミリ波を使った5G接続をテストしているということです。ただミリ波の信号は既存の4G LTEよりも到達距離が10分の程と短いそうで、高速飛行する無人ドローンからうまく信号を受信するのは相当に難しいようです。
実用化はまだまだ先の話のようですが、やっぱりそのうち、雪風のバンシーのような地上に一度も降りることなく永遠に飛び続ける巨大飛行機が出てくるのかなぁ。
(via PhoneArena)
(source The Guardian)