SonyのVRヘッドセット、PlaySation VRの価格と発売日が発表されました。2016年10月発売で国内での価格は44,980円となります。当初は春に発売予定とされていましたが、噂のとおり秋までずれ込んでしまいましたね。
一般向けVRの本命
PlayStation VR(以下、PS VR)はPlaystation 4専用のVRヘッドセット。すでに発表済みのOculus RiftやHTC Viveが単体で8万円以上、それを使用するためには別途10万円以上するハイスペックPCが必要になるなどトータルで軽く20万円オーバーしそうな感じです。それに対してPS VRはそれなりに普及しているPlaystation 4に接続するため、初期投資は少なくてすみます。これを機にPlaystation 4を購入するという場合でも、実売で4万円を切っているのでトータルでも9万円以下と他のVRゴーグルの本体並みの価格です。
接続はプロセッサーユニット経由
PS4との接続はヘッドセットを直接つなぐのではなく、プロセッサーユニットを介して行います。VR用の画像処理はこのプロセッサーユニットが行うようです。VRコンテンツはもちろんのこと、通常の映像も見ることができます。PS VRでは最大225インチ(横幅5メートル)のスクリーンが2.5メートル先にあるよう見えるそうです。
発売の遅れはローンチタイトル不足?
そんな、期待しかないPS VRですが、一番のネックはやっぱり発売時期のずれ込みでしょうね。他のVRが5月~6月には出てくるのに対して10月というのはかなり遅く感じます。対応タイトルを年末までに50本以上用意するということですが、直近で出せるタイトルがなかったのが原因でしょうかね?
個人的にはE3で発表されていた技術検証用のサマーレッスンでもいいので早々に出してほしかったかなぁ。
(source Sony)