米国の時計メーカー Nixonがアウトドアタイプのスマートウォッチ The Missionを発表しました。OSはAndroid Wearを採用しており、カシオのWSD-F10に似た雰囲気のスマートウォッチです。
カシオの上をいく10気圧防水
The Mission. Ultra-Rugged and Waterproof. The World's First Action Sports Smartwatch Powered by Google Android Wear™ from Nixon on Vimeo.
アウトドアタイプのスマートウォッチということで、どうしてもカシオのWSD-F10を比べてしまいますが、特筆すべきはその防水性能です。10気圧/100M防水ということでWSD-F10の5気圧防水を上回ってきました。
カシオ、MILスペックに準拠したアウトドア仕様のAndroid Wear WSD-F10を発表
スマートウォッチにそんなスペックが必要なのかは議論の余地がありそうですが、耐性があるほどうれしいのは間違いないです。
一見するとWSD-F10よりもカジュアルな雰囲気にも思えたのですが、動画を見るとそんなことはまったくなく、普通にゴツかったです。
ウェアラブル向けプロセッサ Snapdragon 2100採用
プロセッサにはQualcommが2月に発表したウェアラブル向けの Snapdragon 2100を採用。これを採用したスマートウォッチの発表は初かな?
Qualcomm、ウェアラブルデバイスに特化した新プロセッサ Snapdragon Wear 2100を発表
Snapdragon 2100は従来の400系と比べて消費電力が25%低くなったということで、バッテリの持ちも期待したいところですがその辺の数値は公表されていません。1日以上は持ちのだろうと思いますが、Android Wearのイメージだと2日は厳しそうです。
スキーやスノボ、サーフィン向けのアプリを搭載
WSD-F10はトレッキングやサイクリング、フィッシング向けのアプリを搭載していますが、Missionはスキー、スノボー、サーフィン向けのアプリを搭載するということです。スマートウォッチ自体の存在意義は正直微妙だと思っているのですが、こういうアウトドア系とは相性がいいのかもしれませんね。いちいちスマートフォン取り出せないし。
価格なども未発表ですが、発売は今年後半になるようです。