10月に発売と発表されたPlayStation VRですが、「そんなに待てない、今すぐ体験したい!」という人もいるはず。そんな人は現在お台場の日本科学未来館で開催されているゲームの展覧会 GAME ONで体験することができますよ。というわけで、さっそく体験してきたので簡単に紹介したいと思います。
チケットは事前購入がお勧め
PlayStation VRの体験には整理券が必要
PlayStation VRの体験は当日に整理券の配布が行われます。これを手に入れないと体験できないので注意してください。そしてみんな考えることは同じなので、この整理券は土日だと11時前、平日でも昼過ぎには配布が終了しています。これから春休みに入ると平日でも終了時間が早まりそうですね。
日本科学未来館の開場は10時なのですが、当日にチケットを買う場合はチケット売り場が10時に開くのを待っていなければいけません。ただし、チケットを事前に購入していればチケット売り場で待つことなく日本科学未来館の中に入れます。私は10時前に着いてチケット売り場でチケットを買ってから入場したのですが、整理券の配布場所ではすでに50人程の整理券待ち列が出来ていました。
チケットはローソンチケットやチケットぴあで販売されているので、PS VRを体験するなら事前に購入しておいたほうが絶対にいいです。購入方法などの詳細はGAME ONの公式サイトを参照してください。
体験できるゲームは3つの中から1つだけ
PS VRの体験は3つのゲームから1つを選んで、そのゲームごとに時間指定の整理券が配布されます。1人につき1ゲームのみの体験となっており、1つやってからまた別のゲームを……ということはできません(入場料を2人分払えば大丈夫だと思いますけど)。
こんな感じで整理券はゲームごとに時間指定になっており、その時間に体験会場に行かないと無効になってしまいます。見ていた限り、時間になっても現れないので次の番の人を先に……ということはしていませんでした。ようするに、遅れていっても割り込むことはできません。
それぞれのゲームは体験時間が5分ほどですが、事前説明や準備などのため、1枠15分取られています。また全体に進行が押し気味になっているようなので、時間に余裕をもって参加したほうが良さそうです。
PS VRは眼鏡をしたままでも装着可能です。ゴーグルを上下に微調整することでピントを合わせるのですが、係りの人曰く、それがズレないように後頭部のベルトを固定するのが難しいということでした。市販されるときはこの辺が改善されたりするのでしょうか?
そんな感じで、以下でそれぞれのゲームについて簡単に説明します。
家族で楽しめるTHE PLAYROOM VR
まずTHE PLAYROOM VRですが、これは最大4人でプレイするゲームです。ただし、PS VRを装着できるのは1人だけ。残りの3人はコントローラでのプレイになります。PS VRを装着した人がモンスター、コントローラのプレイヤーがヒーローになって戦うというもののようです。家族連れで一緒に楽しみたいという場合にはこのゲーム一択ですね。PS VR自体、12歳以下は体験できないのですが、このゲームだけは12歳以下でもコントローラで参加できます。
一番人気のカーチェイスなシューティング The London Heist
The London Heistは専用コントローラを使って操作するシューティングゲーム。画面が見えなかったでのどんなことになっているのかはわかりませんが、結構激しく腕を動かしていました。
体験の中ではこのゲームが一番人気のようです。私が整理券をもらうときには早くて12時40分ということでした。
深海にダイビング The Deep
最後が私も体験したThe Deep。檻に入った状態で深海に潜るというもの。操作はなく見ているだけですが、途中でお決まりのアクシデントなどもあり、迫力があってなかなか面白かったです。いままでVRではあまり動きのあるものは見ていなかったのですが、これを体験してVR酔いというのはあるかもしれないというのを実感できました。視覚だけは激しく動いているのに体にまったく振動がないのがちょっと気持ち悪い。
GAME ONそのものももちろん楽しい
今回はPlyastation VRの体験が目的でしたが、GAME ONそのものももちろん楽しかったです。平日の朝一ということで人がまばらで、ゲームし放題でした。
なんだか古いゲーム達。
鉄騎!これやりたくてXbox買うか悩んだなぁ。
ゲームウォッチ全60種も展示されてます。
ゲーム&ウオッチ全60機種を提供させていただきました! https://t.co/ZsEnBTW33q
— 山崎功 (@Yamazaki_Isao) 2016年3月1日
任天堂コレクター 山崎功さんの提供だそうです。
ギャラクシアンやゼビウスなどのほか、アフターバーナーやハングオンなどの乗り込み型のゲームもあります。
レトロゲームだけでなく、ingressなどの最新ゲームも紹介されてました。
ゲームつながりでTRPG代表としてD&Dもこっそり展示。懐かしいなぁ、これ持ってた。
展示されているゲームのリストはこちらにあります。すべてのゲームがプレイ可能ではなく、調整中というものも複数ありました。
土日や休日は相当な人出になると思うのでゆっくりプレイもできないとは思いますが、家族連れで行くと子供そっちのけで夢中になる危険があるので要注意です。
そして物販。クリーパーの解剖Tシャツ欲しかったけど、サイズがなかった……。
企画展「GAME ON ~ゲームってなんでおもしろい?~」|オフィシャルサイト
会期は5月30日まで。ゆっくり見たい人は、4月~5月の平日を狙うといいかも。